No.01
「教授法から見た教材、教科書」 - 北澤美枝子

1.はじめに

 現在の日本語教育における問題点のいくつかは、学習者の多様化から発生したものである。それに対処すべく様々な教授法が検討され、新しい教科書や教材集が相吹いで出版されている。教授法および教科書・教材の多様化は、教え方に関する教師の選択権、そして同時に責任の拡大を意味する。
 本稿では、筆者が今まで研究してきた英語教育に関する文献を基に、教授法の変遷を総括的に展望しながら、言語習得埋設の持つ意味、折衷主義教授法の注意点、プロセス重視の教授法から見た教科書の限界等を考察していく。最後に、現場の教師が自分なりの教授法を確立する上で使えそうなアイディアをいくつか提案する。

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Methodology and Textbooks - KITAZAWA, Mieko
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