No.20
「関係構築につながる日本語母語話者と非母語話者の対話 -言語の社会的機能に注目して-」 -田崎敦子

要旨
 本稿は、日本語母語話者と初級日本語クラスの学習者が対話を通して周囲の事象や経験を共有し意味づけしていくことを関係構築の場と捉え、そうした対話がどのように展開されるのかを分析した。その結果、聞き手の積極的な応答が引き出す相互作用を通して話し手の経験が明確化、精微化され、参加者が共感したり、認識を変容させたりすることで関係構築に向けた対話が行われることが示された。その過程では、母語話者、学習者が日本語を媒介言語として機能させるためにそれぞれの役割を担っていた。これらの結果から日本語初級レベルであっても学習者が母語話者との関係構築を目指す対話は可能であり、初級レベルの段階から母語話者との社会的活動の遂行が求められる学習者には、教室活動にこうした対話の機会を積極的に取り入れる必要性が示唆された。

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Dialogue between Native and Non-native Japanese Speakers for Relationship Building in Terms of the Social Function of Language - TASAKI Atsuko
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